スイスの漆喰 カルクウォール

スイス漆喰 カルクウォール

弊社でよく使う壁の仕上げ材にスイス漆喰『カルクウォール』という素材があります。アルプス山脈から豊富に採れるカルシウム純度91%以上の石灰石を原料とし、400年以上前の中世から伝わる製法で作られる本格的な漆喰です。

何年たっても真っ白いまま!

カルクウォールは何年経っても色あせや黄ばみなどが無く、ずーと真っ白が続きます。弊社の打ち合わせルームにも使ってますが、10年以上経っても古くなった感じがありません。

10年以上前に事務所のリフォームをした際、左側のスチールドアもカルクウォールに合わせて真っ白に塗装したのですが、かなり黄ばんできました。人工的に着色した塗料などは、時間が経つとどうしても変色してしまいます。

それに引き換えカルクウォールは全く変色してません。素材そのものの色が真っ白で、着色などしていないので、変色しません。

壁に掛けたファブリックパネルを外してみると、隠れていた部分が汚れたようになってます。本来、外気にさらされている部分が汚れ、隠れている部分がきれいな状態だと思うのですが、逆になってますね。

これは、カルクウォールが空気に触れて自浄作用が発生している現象だそうです。ファブリックパネルを外した状態で数か月放っておくと、汚れた部分は白く戻ります。これが、ずーと真っ白が続く理由です。

夏涼しく、冬温かい!

天然成分を主成分に紫外線による劣化の無い無機系塗り壁材なので、静電気を持たず強アルカリ性の特徴と遮熱性を持ち、夏涼しく、冬温かい快適な空間を造ります。

時間が経つほど固くなり、ポロポロ床に落ちない!

時間が経てば表面がどんどん硬化し、掃除機などが当たっても、壁がポロポロ落ちません。だから巾木無しの仕様でも大丈夫です。

クロスなどよりも材料費や施工費が少し高い!

カルクウォールはスイスからの輸入品でもあることから、材料費が少し高めです。ただ、コスト以上のパフォーマンスを発揮する素材です。一度ご検討いただく価値はあると思います。

今まで、何人ものお客様にお勧めし、施工させて頂きました。中には結露が完全に無くなったとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。弊社で施工した皆様に大変喜ばれている素材の一つです。